難しい縦書き賞状の書き方~受者4行で贈者2名でレイアウト困難!

ズバリ縦書き賞状でも最高難易ともいえる難しい賞状の書き方をご紹介します。受者4行で贈者2名、行数は14行で文字数は139文字です。このように複雑なプロの筆耕士に任せないと無理でしょう。

 

受者4行で贈者2名の難しい賞状|縦書き賞状の見本画像~賞状の書き方.com

 

文字の総数が139文字なので一般的な賞状よりも若干多い程度です。総行数も13行なので標準です。主文が5行で文字数も多くないので、数字的には普通なのですが、受者と贈者が困難となります。

 

※受者4行の難しい縦書き賞状の書き方

 

受者側を見ると、いろいろな記載内容があることがわかります。

 

賞名・研究テーマ・所属(学校名)・肩書(教授)・名前

 

各パーツには重要度があるので、重要度に沿って文字の大きさを変えていきます。今回の場合は以下の通りにしています。

 

名前>賞名>研究テーマ=学校名>肩書

 

通常は名前と賞名の大きさは同じなのですが、若干名前を大きくしています。賞名が5文字あるので、もう少し小さくしても問題ありません。

 

文字の大きさが決まったら、間隔を決めていきます。間隔はそれぞれのパーツの意味を考えながら決めていきます。1~2mmのレベルで微調整しないと全体のバランスを崩すことにもなります。

 

書き出し位置ですが、賞名は主文より5㎜下げた位置から書き出しています。賞名の書き出し位置としてはいたって標準です。

 

その他の3行は所属(学校名)を基準にしています。所属と表題(表彰状)を揃うようにして、研究テーマと肩書と書き出し地が一直線になるようにしています。

 

この辺のレイアウトはかなり知識と経験が必要になるので、プロに頼んで下さい。

 

※贈者が2名の難しい縦書き賞状の書き方

 

贈者が2名(2団体)の場合、最も注意すべきは印鑑同士の間隔です。印鑑のサイズをあらかじめ知り、印鑑同士が重ならないようにレイアウトをする必要があります。

 

その他は、書き出し位置を注意するくらいなので、そんなに難しくありません。

 

 

 

今回の縦書き書状は、最も難しい賞状の一つとも言え、レイアウトを考えることができる人は多くないでしょう。

 

プロ筆耕士や賞状書士や書状技法士のレベルでないと、このようなレイアウトを作ることは困難です。

 

こんなに複雑な賞状はめったにありませんが、もしこのような賞状が必要になったら迷わずにプロにご依頼ください。