表題が表彰状、受者1行・主文6行・贈者1行。比較的オーソドックスな縦書き賞状の書き方をご初会します。合計10行なので、全体的にゆったりと書くことができ、専門知識が無くても書くことが可能です。
縦書き賞状の書き方で、受者に所属と肩書がある場合をご紹介します。今回は所属の施設名と肩書です。全体の行数は12行なので、そのほかのパーツはオーソドックスな賞状です。
表題は『表彰状』、主文は『よって~』改行の6行、贈者は所属と肩書と名前。全ての行数が12行なので、全体的には標準的な賞状です。
受者に会社名や施設名や団体名などの所属が入る場合は、外部からの賞状の場合に多く見かけます。受者の所属で最も多いのが学校名です。コンクールなどの賞状では、学校名が入ることが多いです。
受者に所属が入る場合のポイントは書き出し位置です。
所属の書き出し位置は表題の『表彰状』と同じです。肩書の『一級介護士』は所属よりも若干下から書き出します。
ということは、肩書の文字数が多くなれば、その分だけ所属の書き出し位置も高くなります。
その場合は、表題と書き出し位置がずれてしまっても仕方がありません。ただし、朱淳よりも下から書き出すようにしてください。
名前と肩書の間隔は4~6㎜程度ですが、1つのユニットと認識されていれば大丈夫です。特に注意する点はありません。