横書きの賞状の中でも、最も一般的な【A3】【枠有】を例にとって、基本的な配置から書き方の解説をしていきます。
賞状の表題は、賞状の中で最も大きく、もっとく太く書くパーツです。それは、賞状の顔ともいえる重要なパーツだからです。表題の書き方や大きさについて解説します。
横書き賞状の表題は、左右の中心に配置されます。『賞』はズバリ賞状と文字の中心に合わせて配置します。『賞状』など2文字の場合は、中心線より左に40mm程度の場所から書き出し、右に40㎜の場所で書き終わります。
『感謝状』『表彰状』等の3文字の場合は、左に50mmの場所から書き出し、右に50mmの場所で書き終わります。2つ目の文字の中心と賞状の中心が同じとなります。
上下の余白に関して、上側は、天の線から賞状全体の中でも広めの余白を取ります。表題下側の余白は、【受者名】の上下の余白に寄ります。
文字間の余白は、文字の大きさに寄ります。文字の大きさ形は正方形に入る程度ですので、それに準じた文字間の余白となります。
書体は楷書体で書くのが一般的です。堂々とした賞状にする為にも、表題は極端に太く書いても良いと思います。表題が細いと、賞状全体が貧弱な印象になってしまうからです。