受者に部門と賞名が入る横書きの表彰状の書き方

全部で104文字、行数が11行、受者側に『~部門』『~賞』が入る横書き賞状の書き方をご紹介します。受者側以外は難しい要素は無いのですが、賞名と部門名の書き方には工夫が必要です。

 

受者に部門と賞名が入る表彰状|横書き賞状の見本画像~賞状の書き方.com

 

横書き賞状としては普通の形ですが、やはり『~部門』『~賞』をどうするのかがポイントになります。

 

それ以外の注意点を先に挙げると、主文は2つの文章から成り立っています。『よって~』の前で改行するのがセオリーになっているので、その通りになっています。

 

日付は主文の書き出しよりも1文字程度右から書き出し、A3賞状の場合は幅は100~110㎜程度です。

 

贈者は主文の最後の行と日付の書き出し位置の延長線上の位置から書き出します。印鑑のサイズを考慮しつつ、書き終わり位置を決めます。

 

印鑑は贈者と中心を合わせて押します。贈者名と重なっても離れても構いませんが、最もバランスが取れるのは少し触れるくらいの場所です。賞状の枠模様には重ならないように注意してください。

 

※受者に部門と賞名が入る横書きの表彰状の書き方

 

今回は部門・賞名・受者名の順番で並んでいます。表題(表彰状)と部門名、受者名と主文、それぞれの間隔は同じ、もしくは1~2㎜受者名と主文の方が広くなります。

 

部門の書き出し位置は主文と同じ、文字の大きさは主文よりやや小さめです。

 

賞名の書き出し位置は部門より1文字程度右、文字の大きさは受者名よりやや小さめです。本来賞名の大きさは受者名と同じにしますが、賞名が8文字あるので、1~3㎜程度小さくします。

 

受者の書き出し位置は書き終わり位置から決まります。書き終わり位置は主文より1文字程度左となり、受者名の幅がA3賞状の場合10mm前後なので、書き出し位置も決まってきます。

 

※横書き賞状の賞名と部門名の書き方例

 

賞名と部門名があるの場合、最もよく使われるレイアウトは上図になります。賞名と部門名を1行に収める書き方です。

 

今回の場合は、賞名が8文字と長いので別の行に分けています。

 

例えば賞名が『優勝』『金賞』『第一位』『佳作賞』など、2~3文字で済む場合は、上図のように1行に収めたり、賞名を名前の前に付けてしまった方が、賞状としてはスッキリします。

 

 

賞名や部門名などが入ると複雑になりますが、よくあるパターンとも言えます。ご自身で書かれる場合は参考にしていただき、難しく感じたらプロにご依頼ください。