句読点について

 

賞状に句読点は付けるのか?付けないのか?実は一般的に余り知られていません。周りの賞状を見てみるといかがでしょうか?句読点は付いていないと思います。賞状のルールとしては、句読点は付けません。

 

句読点

 

しかし、例外もあります。私自身の経験で数件だけですが、句読点を付けた賞状を書いた事があります。これはご依頼主のご希望です。内容も通常の賞状とは趣が異なり、手紙風でした。

 

初めて賞状に句読点を付けた時は、原稿を頂いた段階で、ご依頼主に賞状のセオリーを伝えました。そして、ご希望通りにしますと伝えたら、句読点を付けて欲しいと言われました。この経験から、手紙風の賞状の場合は、賞状に句読点を付けるかどうかを必ず尋ねるようにしています。

 

心が第一

 

賞状を書く際にはルールとセオリーがあります。賞状を書く身としては、必ず押さえておかなくてはいけませんが、必ずしもルールとセオリーで100%縛る必要は無いと思います。ルールに沿っていなくても、賞状により心がこもっているのなら、そちらの方が価値があるのだと思います。

 

賞状に句読点はつけない事が基本ですが、賞状を贈る人、贈られる人、そして内容に寄っては、柔軟に対応する事が大切です。もし、あなたが賞状を書く際には参考にしてください。