賞状の文字数について

賞状の適切な文字数を考えます。表題・受者・主文・日付・贈者のパーツの合計は90~120文字程度が最適ではないでしょうか?時折、200文字を超えるような賞状もありますが、賞状全体が詰まった印象となります。

 

慣れていないと…。

 

普段、賞状に慣れていないと、文字数を多くしてしまう傾向があります。特に主文の文章が長くなってしまっています。どうしても言いたいことがたくさんあって、文章に詰め込んでしまいがちですが、短く簡潔な方が、洗練された印象を与えるでしょう。

 

手紙や式辞であれば、文章が長くても構いませんが、賞状の場合は書ける範囲が限定されているので、要点だけを抑えて、できるだけ短くした方が見栄えが良くなります。どうしても長い文章にしたいとお考えなら、賞状と別個にお手紙を付ける方法もあります。

 

 

手紙風の賞状はあり

 

短い文章の賞状が良いと書いてきましたが、通常の賞状とは違って、手紙風の賞状であれば、ある程度の長い文章はOKだと思います。法人や公的機関ではお勧めしませんが、個人的な内容や手紙の代わりの賞状とするのであれば良いのではないでしょうか。

 

また、賞状は基本的に句読点を付けません。しかし、手紙の代わりと言う事であれば、句読点を付けても良いと思います。実際のご依頼では「句読点は原稿の通りに付けますか?」とご依頼主に確認を取っています。

 

限界は400文字

 

文字数が多い賞状

 

私の場合、お客様のご依頼は可能な限り受けるようにしています。これまでで、最も多かった文字数が400文字強です。実際に賞状に入りきるのか不安でしたが、何とか押し詰めて作品にしました。正直、これが限界です。

 

200文字を超えたあたりから、賞状の基本的なレイアウト方法やセオリーは全く通用しなくなってきます。もしあなたが賞状を作製する場合、200文字を超えて来たら、覚悟してください(^_^;)