横書きの賞状の中でも、最も一般的な【A3】【枠有】を例にとって、基本的な配置から書き方の解説をしていきます。
原稿からレイアウトを計算し、実際にレイアウトを引いたら、鉛筆で下書きを書いていきます。全体のバランス調整、文字の大きさのメリハリなども下書きの作業で確認していきます。
横書き賞状の下書きは、4Bなどの濃い鉛筆で上から順に書いていきます。清書はライトテーブル(トレーサー)を使用して、透かして書いていくので、しっかりとした線で良いです。
下書きを書いていくと、全体のイメージがハッキリ見えてきます。1行にきれいに収まるかどうか調整、また、漢字を大きく、平仮名を小さく書くと綺麗に見えるので、それら文字のバランスも下書きの段階で調節します。
ライトテーブルを使わずに、賞状本用紙にレイアウト・下書きをする場合は、清書した後に消しゴムを掛けなくてはいけません。その為、レイアウトも下書きの線も薄く書きます。
当サイトでは、レイアウトと下書きはコピーした用紙にし、本用紙への清書はライトテーブルを使い、トレースする事を推奨します。
これは経験上に基づいていて、清書する賞状用紙に消しゴムを掛ける事は、様々なリスクが伴うからです。汚れや消しゴムの消しムラ、鉛筆の線のくぼみが残るなど…。