縦書きの賞状の書き方、表題・受者名・主文・日付・贈者名の配置を解説します。全体のバランスを見ながら文字の配置を考えていきます。
賞状の日付の書き方について解説します。日付は基本的に賞状を贈呈する日にちが入ります。賞状全体から見た日付の配置、文字の大きさ、書き方について解説していきます。
日付の配置は、【主文】と【贈者名】の間に入ります。横の配置は【主文】と【贈者名】のちょうど中間になり、つまり【日付】の両サイドの余白は均等にとる事になります。
書き出しは、一文字下がった位置から始まります。【日付】の文字の大きさが11mmであれば11mm下がった位置から、文字の大きさが9mmであれば9mm下がった位置から書きだします。
A3賞状の場合、書き出しから書き終りまでの寸法は110mmとなります。B3賞状は100mm。A4賞状は80mm。
【日付】の文字の大きさは、主文よりも小さな文字となり、賞状の中で最も小さな文字となります。※ただし、【受者名】【贈者名】に入る肩書等は【日付】よりも小さくなります。
【日付】の文字の大きさは、他のパーツの大きさを考慮に入れて決まりますが、基本的には11mm~9mmの間に収まります。A3よりも小さな賞状の場合は8mmになる事もあります。
縦書き賞状の場合、書式は漢数字が基本です。依頼主がアラビア数字の表記を希望されていれば、それに従います。一般的には和暦(平成・昭和)で書きますが、これも依頼主が西暦や皇紀を希望されれば、それに従います。
「21」という数字の場合、宛名書きの番地の表記のように「二一」とは書きません。「二十一」と表記します。