配置について|縦書き賞状(用紙横)の書き方

縦書き賞状の配置を解説します。

 

下図は【縦書き】【A3】【枠有】の賞状で、最もよく使われる標準的な賞状と言えます。縦書き賞状であれば、A3以外のサイズでも、枠なしの賞状でも、基本的な配置は同じです。

 

配置について|縦書き賞状(用紙横)の書き方

 

 

表題

 

表題は最も大きな文字サイズで、最も右側に書きます。【賞】【賞状】【表彰状】【感謝状】の他にも、【免状】【卒業証書】や、個人的な【祝還暦】【祝結婚】など個性的な表題もあります。賞状の顔となるので、堂々と書きあげます。

 

受者名

 

受者名は賞状を受け取る人の名前が入ります。文字の大きさは表題よりも小さく、主文よりも大き目に書きます。一般的な敬称は【殿】ですが、内容によっては【様】の場合もあり、証書などでは敬称は付かない事が一般的です。

 

主文

 

主文は賞状の本文であり、文字の大きさは受者名より少し小さめに書きます。賞状は一般的に句読点は付きません。バランスも考慮しつつも、単語内で改行が来ないようにするなど、少し注意が必要です。

 

日付

 

日付は一般的に賞状を贈呈する日にちを、主文よりも小さめに書きます。縦書き賞状の場合は、西暦ではなく和暦(平成)を用い、数字は漢数字で書きます。

 

贈者名

 

贈者名は賞状を贈る側の名前を受者名と同じ大きさか、少し小さめに書きます。主催・後援など、複数が並ぶことがあります。社名や肩書が来ることが多く、社名は贈者名の右側、肩書は贈者名の上に来ることが一般的です。

 

その他

 

上図・上記以外にも、卒業証書の【番号】【生年月日】、スポーツ大会の【順位】【●賞】など、様々な項目が足される事があります。これら様々な項目は、上図・上記を基本として、間に差し込まれていくと考えてください。